コラム : 赤ちゃんのスキンケアで大切なこと~乾燥を防いでしっかり保湿~
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こんにちは。
鎌倉市、東海道本線「大船駅」東口より徒歩6分の「はつ花皮ふ科クリニック」です。
「赤ちゃんのお肌は、何もしなくてもツルツル」と思われている方もいらっしゃいますが、赤ちゃんの肌は大人に比べて皮膚が薄く、とてもデリケートな状態です。
生後間もなくは皮脂の分泌が多くベタつきがちですが、3〜4ヶ月を過ぎると乾燥肌になるなど急激な変化が起こるため、赤ちゃんは肌トラブルになりやすいといわれています。
今回は、かわいい赤ちゃんの肌を守るための、スキンケア方法をお伝えします。
赤ちゃんのさまざまな肌トラブルを、まとめて「乳児湿疹」といいます。
よくみられる症状は以下のようなものです。
・ニキビのような赤いプツプツ
・カサカサの湿疹
・ジュクジュクの湿疹
・魚のうろこのようなかさぶた
・あせも
個人差はありますが、生後間もなくから症状があらわれ、1歳になるころくらいに落ち着いてくる赤ちゃんが多いようです。
乳児湿疹の原因は、
・皮脂の分泌が多い
・皮膚の乾燥
・汗で皮膚に炎症が起きる
などが考えられます。
赤ちゃんのお肌にあらわれる乳児湿疹は、適切なスキンケアを継続して行っていれば改善することがほとんどです。
お肌が荒れていると心配ですが、スキンシップの時間だと前向きに捉えて、声をかけながら優しくケアをしてあげましょう。
スキンケアの基本は「洗浄」と「保湿」です。
ベビーソープなどで優しくなでるように洗ってあげましょう。
そして、泡を残さないようにしっかり洗い流してください。
そのあとは乾燥を防ぐために軟膏やワセリンなどでしっかり保湿をしてあげましょう。
(参考:福井県「赤ちゃんとスキンケア ~乳児湿疹の適切なケア~」より) >
毎日のスキンケアを行っていてもなかなか治らない赤ちゃんの湿疹や、かゆみがある、肌が膿んでしまった、という場合も皮膚科で早めにご相談ください。
JR大船駅「東口」から徒歩6分の皮膚科「はつ花皮ふ科クリニック」では、祝日の午前中も診療しており、日本皮膚科学会認定専門医である女性院長が、お子さんお一人お一人の症状に合わせた丁寧な治療を行っています。
赤ちゃんのスキンケアの方法を知りたい、という方も、小児皮膚科がある当院までお気軽にお問い合わせください。