コラム : ●【小児皮膚科】赤ちゃんのよだれかぶれは皮膚科まで!症状を抑える3つの方法
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こんにちは。
鎌倉市、東海道本線「大船駅」東口より徒歩6分の「はつ花皮ふ科クリニック」です。
赤ちゃんの肌はとてもデリケートで、バリア機能が弱いという特徴があります。
「赤ちゃんの肌ってすべすべで、モチモチしているのでは?」と思われるかもしれませんが、皮脂の分泌が多かったり、逆に乾燥肌になったりと、赤ちゃん特有のさまざまな肌トラブルがあるのです。
赤ちゃんの肌は、汗やよだれ、おしっこやうんちなどに長時間触れるだけで、トラブルを起こすケースがあるので注意が必要です。
赤ちゃんのよだれは、歯が生え始める生後6ヶ月くらいから多くなります。
よだれを上手に飲み込めない、口を閉じる力が弱いなどの要因で口があいてしまい、よだれが口から出てしまうのです。
よだれが刺激となって、口のまわりが赤く炎症を起こしてしまう皮膚炎がよだれかぶれです。
よだれが増える時期の赤ちゃんは、皮脂の分泌量や水分保持力などが少ないため、皮膚のバリア機能が弱い傾向にあります。
肌が弱い赤ちゃんにとって、よだれを自分で飲み込めるようになるまでは、こまめな対策が必要になるでしょう。
よだれかぶれの症状を抑える3つの方法をお伝えします。
1.食後には口を拭く
よだれと一緒に食べかすが口のまわりについてしまうと、炎症がひどくなる恐れがあります。
普段からよだれをこまめに拭きとり、食後もやさしく拭いてあげましょう。
2.やさしく洗って清潔にする
乾いたものでゴシゴシとこすらず、濡らしたガーゼなどでやさしく汚れを拭きとるのがポイントです。
3.しっかり保湿する
拭いたあとはしっかり保湿しましょう。
汚れと一緒に肌の皮脂も落としてしまっています。
ワセリンなどをお口のまわりに塗って保湿します。
赤ちゃんは肌のトラブルが多く、しっかりとしたスキンケアが必要になるため、自己判断せずに専門家である皮膚科を受診しましょう。
JR東日本・湘南モノレール「大船駅」東口から徒歩6分の「はつ花皮ふ科クリニック」は小児皮膚科がある地域密着型の皮膚科です。
日本皮膚科学会認定専門医である女性院長が、子ども特有の皮膚の症状を丁寧に診療します。
赤ちゃんの皮膚トラブルはアレルギーの可能性もあるため、気になる症状があれば、お早めにご相談ください。