はつ花皮ふ科

鎌倉市の皮膚科、はつ花皮ふ科クリニック。大船駅より徒歩6分。
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コラム : ●寒暖差でかゆい!寒冷蕁麻疹(じんましん)の予防と対策

Column

●寒暖差でかゆい!寒冷蕁麻疹(じんましん)の予防と対策

こんにちは。
鎌倉市、東海道本線「大船駅」東口より徒歩6分の「はつ花皮ふ科クリニック」です。
 
冷たいものを飲んだり寒い外気に触れたりしたときに、肌が急にかゆくなることはありませんか?
もしかしたら、それは寒冷蕁麻疹かもしれません。
ここでは、多くの人が経験するといわれている寒冷蕁麻疹についてお話ししましょう。
 
 

寒冷蕁麻疹とは

寒冷蕁麻疹とは、かゆみをともなった赤いブツブツや腫れのことで、なんらかの原因で体が急激に冷やされたときに現れます。
たとえば、寒い外気や冷房の風に当たったときや汗をかいたあとに体が冷めたとき、また冷たいものを飲んだあとなど。
症状は時間の経過とともに自然と治まることもあり、寒冷蕁麻疹だと気づいていない人も多いといわれています。
 
 

寒冷蕁麻疹の予防は体を冷やさないこと

急激な温度差が原因となる寒冷蕁麻疹。
予防するには、体を冷やさないことが大切です。
寒い時期に外出するときは、コートやマフラー、手袋などでしっかり防寒をするようにしましょう。
また、汗をかいたあとにも注意が必要です。
暑いからとそのままでいると、汗となった水分に熱を奪われ、体が急激に冷やされてしまいます。
汗をかいたらしっかりとふき取る、衣服を替えるなど、汗を残さないようにしましょう。
そのほかにも、ストレスや疲れをためないことも、じんましんを予防するのに効果的です。
食事や睡眠をしっかりとる、趣味を楽しむなど、生活スタイルを見直してみるのもよいかもしれません。
 
 

少しでも「おかしいな」と思ったら早めの受診を

肌に赤みやかゆみが出てきたら、症状を抑えようとして冷やしていませんか?
寒冷蕁麻疹の場合は、冷やすとますます悪化させることになりますから、患部を冷やさないようにしましょう。
また、かゆいからといって皮膚を掻き壊していると、慢性化して治りにくくなってしまうこともありますから気を付けましょう。
赤みやかゆみなどに加えて、のどのかゆみや息苦しさ、めまい、全身のむくみなどの症状がみられる場合は、他の病気の可能性も。
ですから、「そのうち治るだろう」と放っておかないで、少しでも「おかしいな。」と思ったら、皮膚科で受診するようにしましょう。
 
 
はつ花皮ふ科クリニックでは、じんましんをはじめ、さまざまな皮膚の病気に対応しています。
「なんだかいつもとちがうような……」と感じたら、どんなことでもお気軽にご相談ください。