はつ花皮ふ科

鎌倉市の皮膚科、はつ花皮ふ科クリニック。大船駅より徒歩6分。
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コラム : 大人もアトピー性皮膚炎 になる?

Column

大人もアトピー性皮膚炎 になる?

こんにちは。
鎌倉市、東海道本線「大船駅」東口より徒歩6分のはつ花皮ふ科クリニックです。

肌のかゆみや湿疹がしばらく続いている、社会人になってから肌荒れが気になるようになった……このような症状を訴え、皮膚科の門をたたく大人の患者さまが増えています。しかも診療の結果、「実はアトピー性皮膚炎だった」という方も少なくありません。

 

「アトピー性皮膚炎」はさまざまな要因が絡んで発症します

アトピー性皮膚炎とは、強いかゆみを伴う湿疹が現れ、悪くなったり良くなったりの状態を大人の場合は半年以上繰り返し、なかなか治りにくい皮膚の病気です。
本人または家族がアトピー性皮膚炎や気管支喘息、アレルギー性鼻炎や結膜炎などにかかっている、免疫物質「IgE抗体」を作りやすい体質で「アトピー素因」を持っていたり、肌のバリア機能がもともと弱いと、アトピー性皮膚炎になりやすいといわれています。
実際、アトピー性皮膚炎の患者さまの皮膚のバリア機能は低下していることが多く、肌の表面からさまざまなアレルゲン(ダニ、ハウスダスト、花粉など)が侵入しやすいうえ、外的刺激(乾燥、汗、細菌、衣服による擦れなど)を受けやすい状態がアレルギー症状を引き起こしていると考えられています。

 

ストレスの多い現代社会で増えている大人のアトピー

アトピー性皮膚炎は子どもが多くかかる病気、とイメージされている方もいらっしゃるかと思いますが、大人になってからその症状が初めて出る方もいます
社会人になると生活習慣が変化し、疲労や睡眠不足のほか多くのストレスにさらされる機会が増えます。また妊娠や出産などによる環境の変化、ホルモンバランスの変化などが引き金となって、アトピーの発症につながることもあるようです。

 

大人のアトピー、自己判断はせず早めに皮膚科を受診しましょう

大人の方のアトピー性皮膚炎は、強いかゆみや乾燥に加えて、特に腫れが目立つ「丘疹(きゅうしん)」と呼ばれる湿疹(左右対称に出ることが多い)、紅斑(皮膚表面が炎症を起こし赤くなっている状態)、患部をかき壊すとできる「痂疲(かひ)」と呼ばれるかさぶたなどの症状が繰り返し長期間現れることが特徴です。
ただし、アトピー性皮膚炎と似た症状を示すまったく別の病気の場合もありますので、自己判断はせず、これらの症状が見られたら、まずは皮膚科専門医の判断を仰ぐことが大切です。

 

適切なスキンケア、生活習慣の見直しが大切

大人のアトピー性皮膚炎は、アトピー素因や皮膚のバリア機能の低下のほかにも、アレルゲンやストレスなどさまざまな外的要因が影響して発症するといわれています。
日常的に保湿など適切なスキンケアを行うこと、バランスの良い食事と十分な睡眠をとること、アレルゲンが何かを把握して可能な限り身の回りからアレルゲンを取り除くことを心がけ、心身を健康に整えるようにしましょう。