はつ花皮ふ科

鎌倉市の皮膚科、はつ花皮ふ科クリニック。大船駅より徒歩6分。
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コラム : ●床ずれの治療は何科を受診すればいい?【皮膚科で行う訪問診療】

Column

●床ずれの治療は何科を受診すればいい?【皮膚科で行う訪問診療】

こんにちは。
鎌倉市、東海道本線「大船駅」東口より徒歩6分の【はつ花皮ふ科クリニック】です。
 
「家で介護している家族に、床ずれができている」
「ずっと横になって同じ姿勢でいるので、床ずれができてしまった」
このように、大切なご家族や介護中の方が床ずれに苦しんでいるのを見て、「何とか治してあげたい」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
 
しかし、「床ずれの治療はどの診療科を受診すればいいのだろう?」と迷ってしまうこともありますよね。
 
この記事では、床ずれの治療に対応する診療科や、適切なケア方法について詳しくご紹介します。


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床ずれの治療は皮膚科を受診しましょう

床ずれの治療は、基本的に皮膚科を受診してください。
床ずれは、専門用語では褥瘡(じょくそう)といいます。
長期間同じ体勢でいることによって、皮膚やその下の組織が圧迫され、血流が滞ることで症状が発生します。
 
特に、同じ姿勢で長時間横になっている方や、車椅子生活を送る方に症状があらわれやすく、早期のケアと治療が求められる症状です。
 
 

床ずれはどのような治療を行うのか

皮膚科では、皮膚の状態を診断し、傷の進行状況に応じた治療方法をご提案します。
床ずれの初期症状は、

・皮膚の痛みやかゆみ
・赤み
・ただれ
・水ぶくれ
・内出血

などです。
 
特に、骨のある部分の皮膚で床ずれの症状が起こりやすく、治療では、傷口を清潔に保つケアや保湿剤、外用薬を用いた治療で症状を改善させます。
重症化している場合は、傷を洗浄して、壊死した皮膚を取り除く治療をご提案します。
 
 

床ずれの原因と予防法

床ずれは、圧迫や摩擦、湿気などの要因によって発生することが一般的です。
 
●圧迫
長時間同じ姿勢でいると、体重による圧力で血流が阻害され、組織が損傷します。
 
●摩擦
ベッドの上で体を動かす際に、衣類や寝具と皮膚がこすれる状況なども皮膚を傷つける原因のひとつです。
 
●湿気
汗や排泄物が皮膚に触れると、蒸れて皮膚が弱くなり、傷ができやすくなります。
 
床ずれは、

・身体の向きを変える体位変換を定期的に行う
・体圧を分散するためのクッションやエアマットを使用する
・皮膚を清潔に保つ

などを行うことで、ほとんどの症状を予防することが可能です。
 
 

床ずれのご相談は「はつ花皮ふ科クリニック」の訪問診療まで

鎌倉市の皮膚科【はつ花皮ふ科クリニック】では、通院が難しい患者様に訪問診療を行い、床ずれの治療や予防のアドバイスを行っています。
悪化すると治りにくくなるため、ご自宅でのケアが不安な方や、床ずれの症状でお困りの方は、お早めにご相談ください。
医療機関・ケアマネージャーの方など、患者様やご家族以外の方からのご連絡も承っております。
皮膚の状態を丁寧に診察し、適切な治療とともに、体位変換のタイミングなど予防に役立つ情報をお伝えします。


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