コラム : ●乾燥したウロコ状のフケが出る……脂漏性湿疹による症状かもしれません
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こんにちは。
鎌倉市、東海道本線「大船駅」東口より徒歩6分の【はつ花皮ふ科クリニック】です。
「毎日頭を洗っているのに、フケが肩に落ちてくる……」と、フケにお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
頭皮のトラブルの中でも、フケのお悩みをお持ちの方は少なくありません。
フケの中でも、ウロコ状のフケが出る方は、「脂漏性(しろうせい)湿疹」によってフケが生じている可能性があります。
脂漏性湿疹は、脂分の多い食事を減らす工夫をするなど、皮脂量を減らすことで改善が期待できる病気です。
皮膚科に相談し、日常生活を見直すなど一緒に治療に取り組んでみましょう。
フケは、頭皮から古くなった角質が剥がれたものをいいます。
新陳代謝によるものなので、誰にでもある症状です。
脂漏性湿疹による乾燥したうろこ状のフケは、「脂漏性皮膚炎」によって生じるものです。
脂漏性皮膚炎とは、皮脂の分泌が盛んな頭や髪の生え際などにできる湿疹のことをいいます。
油分の多い鼻や耳の周りにも症状があらわれる場合もあります。
小さなお子さんにあらわれる一過性の「乳児型」もありますが、大人にあらわれる「成人型」は症状を繰り返すことが多いため、適切な治療を行うことが大切です。
脂漏性湿疹は、抗真菌外用薬を使って治療します。
症状によっては、炎症を抑えるためにステロイド外用薬を使用することもあります。
症状が治まっても再発することがあるので、医師の指示通り薬を続けるようにしましょう。
脂漏性湿疹は、日常生活を見直すことで症状を改善できる可能性があります。
痛みやかゆみはほとんどありませんが、ひどいフケなどで悩みの原因になることもあるでしょう。
鎌倉市大船の【はつ花皮ふ科クリニック】では、日本皮膚科学会認定専門医である院長が、フケのお悩みに対して適切な治療を行います。
洗髪方法のアドバイスもいたしますので、どのようなことでもおたずねください。