はつ花皮ふ科

鎌倉市の皮膚科、はつ花皮ふ科クリニック。大船駅より徒歩6分。
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コラム : ●過度な日焼けに要注意。紫外線とがんの関係

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●過度な日焼けに要注意。紫外線とがんの関係

こんにちは。
鎌倉市、東海道本線「大船駅」東口より徒歩6分の「はつ花皮ふ科クリニック」です。 
 
太陽から地球上に届いている光のひとつである、紫外線。
近年では、環境の変化によりオゾン層が薄くなり、より多くの紫外線を浴びているともいわれています。
そんな紫外線を長く浴び続けていると、がんになる可能性も。
ここでは、なぜ紫外線でがんになるのか、また、どのようにすればがんを予防できるのかを、ご一緒にみていきましょう。
 
 

なぜ紫外線でがんになるの?

紫外線を浴びると、皮膚細胞のDNAは傷をつけられます。
細胞にはつけられた傷を修復する機能がありますから、すぐに問題が起こるわけではありません。
ですが、長いあいだ紫外線を浴び続けていると、くり返し傷をつけられるうちに間違いが起こり、突然変異につながることがあります。
そしてその突然変異が、がんの発生に関わる遺伝子に起こった場合、次々とがん細胞が増殖し、がんになる可能性が高くなってしまうのです。
 
 

紫外線に当たりすぎないようにしましょう

紫外線によるがんは、シニアになってからの発症率が高いといわれています。
ですから、日ごろから紫外線に当たりすぎないことが大切です。
「紫外線が強い時期」と聞くと、夏の晴れた日をイメージする方が多いと思いますが、それだけではありません。
曇りの日にも紫外線は届いていますし、春先にも夏並みに紫外線が強い日があります。
外出するときは、日傘や帽子、日焼け止めクリームなどを使い、紫外線を直接浴びないように心がけましょう。
 
 

適度な日光浴は健康維持に役立ちます

ですが、適度に紫外線を浴びることは、私たちの健康維持に欠かせません。
とくに、カルシウムの吸収を促し骨を強くしてくれたり、免疫力を高めてくれたりするビタミンDは、紫外線を浴びることで生成されます。
また、「幸せホルモン」ともいわれているセロトニンも、朝日を浴びることで分泌が高まることがわかっています。
心の安定は老化の防止にもつながりますから、適度な日光浴は、心身ともによい影響も与えるといえそうですね。
 
 
はつ花皮ふ科クリニックでは、日焼けによる治療も行っております。
肌がヒリヒリして痛い、水ぶくれができたなど、日焼けでお困りの方はお気軽にご相談ください。