コラム : ●にきびは食事で予防できる?
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こんにちは。
鎌倉市、東海道本線「大船駅」東口より徒歩6分の「はつ花皮ふ科クリニック」です。
スキンケアを頑張っているのににきびができてしまう……
そんな方は、生活習慣に問題がある可能性が高いです。
とくに、毎日の食生活は、お肌の調子と関わりが深いもの。
にきびを予防するためには、外側からだけでなく内側からのケアも大切です。
にきび予防のために、チョコレートや甘いものをがまんしている方もいらっしゃるでしょうか。
しかし、それらがにきびの直接的な原因になるとは証明されていません。
「なにを食べたか」よりも「どのように食べているか」が重要なのです。
どんなものでも食べ過ぎると栄養バランスが偏りますので、暴飲暴食はやめましょう。
とくに、糖分や脂質が過剰になると、皮脂の分泌が増えて、にきびの原因となります。
また、ダイエットなどで、食事を抜いたり減らしたりするのも要注意です。
栄養不足になると、肌の生まれ変わりが停滞し、にきびだけでなくさまざまな肌トラブルを引き起こします。
深夜に食事をとるのも、良質な睡眠を妨げる悪い習慣です。
1日3回、決められた時間に食べるようにしましょう。
健康なお肌を作るには、さまざまな食品から、バランスよく栄養素を摂ることが大切です。
●抗菌作用があり皮膚の再生を促すビタミンC
●皮脂の分泌量を調整するビタミンB
●肌細胞やコラーゲンの元となり、新陳代謝を促すタンパク質
●便秘を解消し、栄養の吸収を高める食物繊維
これらの栄養素は、にきび予防に効果がありますので、意識的に摂るようにしましょう。
和食中心の献立は、ヘルシーで美肌作りに最適ですよ。
生理周期やストレスによって、ホルモンバランスが変化すると、皮脂の分泌が活発になり、にきびができやすい状態になります。
そんなときには、味噌や納豆、キムチ、ヨーグルトなどの発酵食品で腸内環境を整えましょう。
大豆製品に含まれる「イソフラボン」は女性ホルモンと似たはたらきをするため、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。
アボカドやナッツ類に含まれる「ビタミンE」も、同様の効果が得られます。
ホルモンを作り出す「亜鉛」も、積極的に取り入れたい栄養素のひとつです。
食習慣の乱れ以外にも、ストレスや睡眠不足、喫煙などの生活習慣もにきびの原因となります。
はつ花皮ふ科クリニックでは、患者さま一人ひとりに合わせて、にきびを予防するスキンケアや生活習慣について具体的にアドバイスします。
お肌の調子がおかしいと感じたら、早めに受診してください。お待ちしています。