はつ花皮ふ科

鎌倉市の皮膚科、はつ花皮ふ科クリニック。大船駅より徒歩6分。
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コラム : 花粉の飛ぶ時期に肌トラブル……それ、花粉皮膚炎かもしれません。

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花粉の飛ぶ時期に肌トラブル……それ、花粉皮膚炎かもしれません。

こんにちは。
鎌倉市、東海道本線「大船駅」東口より徒歩6分のはつ花皮ふ科クリニックです。

 

花粉症といえば春先のスギ花粉によるものが広く知られています。花粉が多く飛散する春先や秋ごろになるときまって目のかゆみ、鼻水、くしゃみといった「花粉症」特有の症状に悩まされる方は年々増加傾向にあるようですが、加えて肌荒れ、皮膚のかゆみなどの肌トラブルを訴える方も目立ってきました。

 

そこで今日は、花粉よる肌トラブルについてお話しします。

 

花粉が引き起こす「花粉皮膚炎」とは?

花粉が原因で現れる肌トラブルは「花粉皮膚炎」と呼ばれています。
皮膚を守るバリア機能が低下したところに花粉が付着すると、それを排除しようと皮膚にアレルギー反応が起き、肌トラブルが生じると考えられています。
おもな症状は、目の周辺や頬、衣服に保護されていない顔や首に赤みをともなう湿疹が現れるほか、皮膚のガサガサ感やヒリヒリ感、かゆみなどが挙げられます。
スギ花粉がその原因として一番多いのですが、ブタクサやシラカバなどの花粉が原因とされる症例も増えています。

 

花粉皮膚炎の治療は基本的に対症療法

花粉皮膚炎を根本的に治す治療法は今のところありません。そのため湿疹やかゆみを抑えるなど、皮膚の症状に合わせた“対症療法”を中心に行います。使うお薬は、抗ヒスタミン薬やステロイド外用薬、保湿剤などです。
花粉皮膚炎が疑われる場合、症状が軽いうちに治療すれば短期間で改善するケースがほとんど。花粉の時期が過ぎれば治るかも……と治療を先延ばしにすることは、症状が悪化もしくは慢性化する恐れがありますので、自己判断は避け、早めに皮膚科を受診しましょう。

 

花粉皮膚炎を防ぐ対策は?

花粉皮膚炎は特に目や顔まわり、首など、服で覆えない部分に症状が出やすいので、できるだけ皮膚に花粉が付かないように眼鏡やマスク、マフラーやストールなどで覆うことは皮膚炎予防にとても有効です。また帰宅したらすぐに洗顔、または入浴して髪の毛や身体についた花粉をよく洗い流しましょう。ただし、「洗いすぎ」は皮膚のバリア機能をよりいっそう低下させ、症状を悪化させますので注意が必要です。そして洗顔後や入浴後は、バリア機能を高めるためにしっかりと皮膚の保湿を行いましょう。

 

自己判断は禁物! 気になる症状があればすぐに皮膚科へ

花粉皮膚炎を防ぐには日頃からご紹介した予防策を取り入れ、保湿をきちんと行って皮膚のバリア機能を高めておくことが大切。そして、気になる症状がある場合は、自己判断をせず、皮膚科医にすぐに相談なさってください。