はつ花皮ふ科

鎌倉市の皮膚科、はつ花皮ふ科クリニック。大船駅より徒歩6分。
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コラム : ●くちびるに水ぶくれ?これってヘルペス?

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●くちびるに水ぶくれ?これってヘルペス?

こんにちは。
鎌倉市、東海道本線「大船駅」東口より徒歩6分の「はつ花皮ふ科クリニック」です。
 
ヘルペスは、くちびるやその周りにできる水ぶくれのこと。
痛みもありますから、「大丈夫かな?」と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、くちびるにできる口唇ヘルペスについて、解説します。ご一緒にみていきましょう。
 
 

ヘルペスって、なに?

ヘルペスは、ヘルペスウイルスに感染して起こる感染症です。
なんらかの原因でウイルスが身体の中に侵⼊すると増殖し、神経を通って末梢神経の途中にある神経節にそっと隠れます。
とはいっても、感染したからといって、必ず症状がでるとはかぎりません。
なぜなら、心身ともに健康なときは、ご自身の免疫力によって抑えられているからです。
ですが、免疫力が下がるウイルスは活性化し、そのまま皮膚の表⾯にまで広がると、ヘルペスとなってあらわれます。
免疫力は、⾵邪や発熱などの身体の不調だけでなく、疲れやストレスがたまっているときにも下がりやすいので、注意しましょう。
 
 

口唇ヘルペスは、どんな症状?

まずはじめに、くちびるやその周りにピリピリ、チクチクというような違和感があります。
そして、痛みを伴った⽔ぶくれがあらわれます。
水ぶくれが出ているあいだは、人にうつしてしまう可能性も。
くちびるを直接さわったり、くちびるが触れたタオルやコップを共同で使ったりしないようにしましょう。
3〜5⽇程度で水ぶくれがかさぶたになると、症状は治まっていきます。
 
 

適切な治療で口唇ヘルペスに対処しましょう

ヘルペスウイルスは、1度感染したら体内からなくなることはありません。
ですが、症状が軽くなったり、ウイルスの増殖を抑えることができたりしますから、皮膚科で適切な治療を受けましょう。
たとえば、水ぶくれができる前に薬を飲むと、皮膚の表面だけでなく、体内のウイルスの増殖を抑える効果が期待できます。
また、水ぶくれができたあとでも、飲み薬や塗り薬で症状を軽くすることが可能です。
皮膚科での治療とご自身の免疫力で、⼝唇ヘルペスとじょうずに付き合っていきましょう。
 
 
はつ花皮ふ科クリニックでは、⼝唇ヘルペスをはじめ、さまざまな皮膚の病気に対応しております。
不安なことやわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください。