はつ花皮ふ科

鎌倉市の皮膚科、はつ花皮ふ科クリニック。大船駅より徒歩6分。
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コラム : 突然出てくる蕁麻疹 、その原因とは?

Column

突然出てくる蕁麻疹 、その原因とは?

こんにちは。
鎌倉市、東海道本線「大船駅」東口より徒歩6分のはつ花皮ふ科クリニックです。

何の前触れもなく急に皮膚に現れる赤いぽつぽつ、そしてかゆみ。
多くの方が一度はこのような経験をされている「蕁麻疹(じんましん)」は、さまざまな原因で引き起こされます。今回は蕁麻疹の原因と症状について、くわしくお話ししたいと思います。

 

かゆみを伴って急に現れる「蕁麻疹」

蕁麻疹は、皮膚の一部に境目のはっきりした円形・楕円形・地図状などさまざまな形をした赤い膨疹(皮膚の盛り上がり)と、かゆみが突然現れる皮膚の病気です。
多くは数十分から数時間以内に消えてしまいますが、中には半日から1日経過しても症状が続くケースもあります。
蕁麻疹のほとんどは原因不明のことが多いのですが、「刺激誘発型蕁麻疹」と呼ばれるタイプの蕁麻疹は、特定の負荷や刺激によって発症することがわかっています。

 

不明なことも多い、蕁麻疹の原因とは

蕁麻疹は、かゆみを引き起こすヒスタミンが、何らかの原因によって体内に放出され生じるものと考えられています。
先に触れた「刺激誘発型蕁麻疹」に分類される、特定の食べ物・薬品・植物・ゴム製品などに対するアレルギー反応によるアレルギー性蕁麻疹、特定の食品(小麦やエビなど)を摂取した後に運動することで蕁麻疹などの症状が現れる食物依存性運動誘発アナフィラキシー、皮膚をひっかく・圧迫・温熱・寒冷・日光・水などによる刺激で生じる物理性蕁麻疹、運動や緊張で出る汗が刺激となって現れるコリン性蕁麻疹では原因をほぼ突き止めることができます。
しかし、ほとんどの場合、複数の要因が複雑に絡み合い、診察や検査を行っても直接的な原因を特定することは難しいのです。そのような原因不明の蕁麻疹は「突発性の蕁麻疹」として分類され、さらに症状が続く期間の長さによって急性蕁麻疹(6週間以内に症状が治まるタイプ。子どもでは風邪などの感染症に伴って発症することが多い)と慢性蕁麻疹(症状が6週間以上続くタイプ。夕方から夜にかけて症状が悪化しやすい)に分けられます。

ストレスと蕁麻疹の無視できない「関係」

このように蕁麻疹は特定の負荷や刺激が複数重なって発症することもあり、原因を一つに絞ることは困難です。
なかでも「ストレス」は直接の原因とはならないにしても、蕁麻疹の発症や悪化に深く関わっていると考えられています。たとえば、今まで問題なく食べていた食物でもストレスや疲労のたまった状態で摂取したら蕁麻疹が現れた……といったケースが多くみられます。
疲労や精神的ストレスのほか、衣服による締め付けや暴飲暴食など乱れた食生活といった生活習慣などが症状の悪化に影響していることもあります。蕁麻疹を誘発しないよう、十分な休息と栄養、上手なストレス発散を心がけることが大切です。

 

繰り返す蕁麻疹は自己判断せず、医師に相談を

多くの蕁麻疹は短時間で消えてしまうものがほとんどです。しかし、症状が重い場合や、蕁麻疹が繰り返し現れる方は、特定の物質が関与している可能性や何かほかの病気が隠れている場合も考えられますので、一度皮膚科を受診し、対処法などをご相談されることをおすすめします。